金武湾を望む高台に立つ宜野座村立漢那小学校。花いっぱいの校庭には児童らの元気な声が響き、旧校舎時代から変わらずに枝を伸ばすシンボルの松の木が、子どもたちの成長を見守り続けている。漢那小は、終戦直後の1945年6月25日に漢那初等学校として創立した。村には多くの避難民が身を寄せ、児童数はピーク時で2千人に達した。米軍の命令で東西に分離したが、同年11月の避難民帰郷に伴い両校を統合。47年、海沿いの米軍跡地に新築移転した。
校歌探訪 宜野座村立漢那小学校
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琉球新報社
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