地元のベテランを味方に


社会
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 週末は家族でビーチドライブを楽しもう!
 海は約6時間のサイクルで満潮干潮を繰り返すが、日によって潮の引き方に差があり、大きく潮が引く日を大潮と呼んでいる。
 昨日(旧暦3月3日)は昼の干潮としては今年最低の潮位マイナス19センチ(那覇港基準)と、午前の満潮時と比べ232センチも潮が引き、逃げ遅れた小魚や貝を追いかける子供たちでにぎわった。明日の土曜日も14時(40センチ)。15時(12センチ)。16時(2センチ)。17時(12センチ)と潮が引くので潮干狩りが楽しめる。
 《潮干狩りワンポイントアドバイス》
 貝は海水浴ができるようなきれいな砂辺より少し黒っぽい土と小石混じりの所に多い。地元のベテランのおばさんを探してその近くが良い。
 《お父さんはリーフ釣り》
 リーフ際まで少し歩くが釣れる確率は高い。フカセ、カゴ釣り、打ち込み釣りなど。南部では南城市知念、中部だと北谷、恩納村の海岸など。
 ◎また釣れた記録更新、歴代1位の83センチのコチ
 前月の宮古島の大型カーエーに次いで今度はコチの記録更新。4月13日午後10時、糸満・西崎で大城剛広さん、道糸・ハリス18号、オモリ30号、タマンバリ20号にサンマ切り身の餌で打ち込み釣り83センチ、4・4キロを釣った(過去記録は82センチ玉城さん)(つりぐのぞうさん)
 ◎中城村伊舎堂海岸でガーラ
 西原から熱田にかけての海岸線はミジュンを追って朝夕ガーラが姿を見せる。4月13日、ガーラをゲットした比嘉康盛さん、翌14日にも69センチのガーラを2日連続ルアーでゲットした。(熱田つりぐ)
 ◎やんばる与那のフカセ釣りで45・5センチのアーガイ
 4月16日、チーム流の瑞慶覧司さん。ハリス2・5号、オキアミの餌でフカセ釣り、大型グルクマや60センチ近いアーガイが見えるが、餌を追わず午前10時ころウキ下10メートルで誘いをかけ45・5センチ、1・7キロのアーガイを釣った。(マンモス泡瀬)
 ◎ルアーで116センチ、7・7キロのマンビカー、パヤオで
 OCN(ケーブルTV)のプロデューサー平田千春さん。2カ月に1度「おとなげ@」で釣りをテーマに取材をしているが、4月11日、与根漁港からりえ丸で今回初めてのパヤオでルアー釣り。7・7キロのマンビカーをゲットした。リーダー14号、ルアーポッパー赤。(マンモス小禄)
 ◎糸満・西崎、早朝上げ潮に73センチ、5・08キロの大型タマン
 4月15日、糸満市の屋宜尚樹さん、ハリス18号、シガヤータコの餌で産卵後の大型タマンを釣った。モクマオウのポイントは4月から6月にかけてタマンがよく釣れる。(シーランド南風原)
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 フィッシング沖縄社、城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp
【写真説明】上から
(1)恩納村真栄田漁港のリーフ釣り(防波堤釣り入門93ページのE)
(2)歴代1位の記録を更新した83センチのコチと大城さん
(3)2日連続、ルアーでガーラをゲットした比嘉さん
(4)与那でアーガイを釣った瑞慶覧さん
(5)ルアーで116センチのマンビカーをゲットした平田千春さん
(6)73センチの大型タマンと屋宜さん