城間副市長出馬へ 那覇市長選、翁長氏後継に


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城間 幹子氏

 知事選に立候補する翁長雄志那覇市長の後継候補選びを合同で進めていた市議会与野党会派などの選考委員会(委員長・平良朝敬かりゆしグループCEO)は11日、那覇市内で選考委を開き、城間幹子副市長(63)を擁立することを全会一致で決めた。

城間氏は決定を応諾し、取材に対し「推していただいたからには全力で取り組む。強みである人材育成力などをアピールしていきたい」と意欲を示した。
 選考委は城間氏を含む5候補の中から人選を進めていた。平良委員長は「翁長市政を継承し、知事選の枠組みで市長選に取り組める候補でもあると判断した。市長選をオール那覇で取り組める候補として、選考委の中で一致を見た」と決定の経緯を語った。その上で「副市長職に就いていて、翁長市長との二人三脚ができる人だ」と評価した。
 10日に選考委が候補者を集めて実施した意見聴取で、城間氏は「今日まで翁長市長の考え方を耳で、心で聞いてきた」と述べ、市政で翁長氏を支えてきた経験を強調していた。
 城間氏は1951年1月生まれ。80年に教員採用され、市学校教育部長、市教育長を経て、2014年4月から現職。