ブラジル留学生と交流 独立記念日祝う 沖縄アミーゴ会


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一人ずつ自己紹介をした後、ブラジルの歌を披露する留学生たち=7日、南風原町の南風原文化センター

 【南風原】沖縄とブラジルの交流を進めている沖縄ブラジルネットワークアミーゴ会(与那城昭広会長)は7日、ブラジル独立記念パーティーを南風原文化センターで開いた。会員ら約40人が参加し、ブラジル料理に舌鼓を打ちながら親睦を深めた。

 1822年9月7日がブラジルの独立記念日。アミーゴ会はブラジルから引き揚げた人々や県系留学生らに交流の場を提供しようと毎年独立記念パーティーを実施している。
 ことしは、ブラジルから引き揚げ、県内に住む人、「ブラジル大好き人間」、ブラジルからの研修生などの関係者だけではなく、アルゼンチンやペルーなどからの留学生も参加した。
 与那城会長は「ブラジルの言葉が話せる会員も増え、さまざまな交流の場で会員の協力が得られる組織になってきた。沖縄からブラジルに行き、言葉や文化を学べるような仕組みをつくりたい」とあいさつした。
 パーティーではブラジルの定番料理フェジョアーダやコシンヤが振る舞われ、参加者はにぎやかに交流した。
 今年4月から沖縄国際大学で日本語と沖縄文化を学んでいる照屋ルジア美雪さん(25)は「自分の国に興味がある人がこんなにいるのがうれしい」と笑顔で話した。