お手軽、恩納パヤオ


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 パヤオと言えば、1~2時間以上も沖に出てマグロやカツオなどを狙うベテラン向きの釣りのイメージが強いが、恩納村沖には20分ほどで行けるお手軽パヤオがある。恩納村の漁協とホテルが観光用に設置した観光パヤオで、半日でも手軽にマグロ釣りが楽しめる。

 9日、ルアーショップボギーの儀保順一さんの誘いで同行取材。同船者は石川麗華さんでパヤオ初体験。午後1時に恩納村真栄田漁港を出船、20分ほどでパヤオに到着した。

 早速5センチほどの小型のジグを50メートルから100メートル落とし、竿(さお)をしゃくりながらリールを巻き上げると1キロ前後のマグロがコンスタントにヒット。ライトタックルで引きを楽しんでいると、石川さんに一段と強いアタリがあり、3キロのカツオが釣れた。

 これからミーニシが吹くようになると5キロオーバーのマグロや10キロオーバーのマンビカーも釣れるので、お手軽にパヤオを体験したい方にお薦めだ。

 ルアーショップボギー(電話)098(927)7008、帆乃香(電話)090(3073)8496。

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

9日、恩納パヤオで3キロのカツオを釣った石川麗華さん(オーパFC)
8月30日、糸満沖浮きの曽根で120センチのヨコシマサワラを釣った岡田長門さん(小学5年生)
4日、本部海岸で45.5センチ・1.61キロのカーエーを釣った豊里友長さん
10日、古宇利島で43.3センチ・1.5キロのカーエーを釣った比嘉直樹さん
6日、宜野湾海岸で42センチ・1.58キロを筆頭に6尾のカーエーを釣った吉濱徹さん
13日、名護海岸で43センチ・1.35キロを筆頭に34.1センチ~40センチのカーエー5尾を釣った砂川昌克さん
13日、古宇利沖で125センチ・33.5キロのアーラミーバイを釣り上げた釣りクラブMMFCの村山均さん(船/ビオス)
7日、読谷海岸で66センチ・4.05キロのタマンを釣った宮里一史さん
8月31日、渡名喜沖でアカジン3キロを釣った中川和寛さん(船/アクア2)