忘れられないガーラ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 つりぐの米吉勤務の兼本豊士さんは3年前からガーラ(ロウニンアジ)を狙っていたが、なかなかチャンスに恵まれなかった。3日前から平敷屋漁港で50センチのボラが何かに追われて逃げ回っているのを見て、9月19日午前9時、職場の亀浜さんとガーラ狙いに出掛けた。

 最初は冷凍したアオリイカを餌にウキ釣りで流していたが、ヒットなし。午前11時20分ごろに、同僚の亀浜さんがアオリイカを釣ったので、それを餌に仕掛けを流した。30分ほどして、突然ラインがバチバチと出たので、フッキングを入れると、70メートルほどラインが引き出された。

 それからラインを巻いては、また引き出されること4回。20分のファイトの末海面に浮いたのは、憧れのガーラ。竿を友人に託し、ハンドランディングで引き上げたのは128センチ・26キロのガーラで一生忘れられない記念の一尾となった。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

9月15日、那覇一文字で1.89キロと1.87キロのカツオを釣った川満幸徳さん(チーム暴風)
9月18日、豊崎海岸で41センチ、0.76キロの初ガーラをルアーで釣った宮城流徳君(小学3年生)
9月12日、本部海岸で110センチ、16.4キロのロウニンアジを釣った古堅洋さん(今帰仁釣友会)
9月14日、西崎海岸で61.5センチ、3.1キロのタマンを釣った照屋薫さん
9月14日、古宇利沖で104センチ、18.3キロのクルバニーアカジンを釣った松田厚さん(第一大盛丸)
9月8日、熱田漁港で44.1センチ、1.95キロのヨナバルマジクを釣った小山田義雄さん
9月19日、平敷屋漁港で128センチ、26キロのロウニンアジを釣った兼本豊士さん(左)と亀浜さん
9月15日、浜川漁港沖で25センチのアイゴを釣った金城アイラさん(HC54)
9月11日、嘉手納海岸で67.3センチ、4.21キロのタマンを釣った平良有辞さん