琉球新報社 本島北部の東海岸には天仁屋、ギナン崎、車、新川崎、美作など魅力的な磯が点在するが、険しい山道を１時間以上も歩くか、漁船をチャーターして渡るしか方法がなかった。
釣り人の間では磯渡し船を望む声が多く、ことしになってようやく大嶺渡船という新造船が誕生した。渡船のほか、ボートエギングやライトゲームにも対応する。９月１１日、釣研のフィールドテスターの櫻澤昌隆さんと沖縄地区担当の大中貴正さんのルアー釣行に同行取材。天仁屋、ギナン崎、車、ガチャピン岩、新川崎沖の水深２０メートル前後をライトタックルやエギングタックルで攻めた。
通称ガチャピン岩前では３００グラムから４００グラムのミーイチャーが連発。そのほかのポイントではジグを落とすと、イシミーバイやニジハタアオノメハタなどが釣れ、まずまずの釣果に恵まれた。今回は沖釣りのみの取材となったが、次回は磯釣りの取材にも挑戦してみたい。大嶺渡船（電話）０９０（６８６６）５７０８。
１０月１０日から１２日にかけて行われるドリームオープンカップの参加申し込みの締め切りが間近となっている。申し込み・問い合わせは日釣振加盟各釣具店へ。
（おきなわ釣王国社・仲栄真修）
