台風１８号　大東島　けさ暴風域　本島、昼ごろ強風域

　大型で非常に強い台風１８号は、３日午後９時現在、南大東島の南東約３５０キロの海上にあって、勢力を維持しながら時速２０キロの速さで北西に進んでいる。沖縄気象台によると大東島地方はすでに強風域に入っており、暴風警報も発令された。４日明け方に風速２５メートル以上の暴風域に入り、４日夕方に最接近するとみられる。沖縄本島地方は４日昼ごろに風速１５メートル以上の強風域に入る見込みで、台風が予想進路の西側を進むと、沖縄本島の一部が暴風域に入る可能性がある。

　台風の中心気圧は９３５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５０メートル、最大瞬間風速は７０メートル。中心から半径１７０キロ以内では暴風となっている。中心の北東側６００キロ以内と南西側５００キロ以内では強い風が吹いている。大東島地方では、最大風速４０メートル、最大瞬間風速６５メートルに達する見込み。
　海上は４日、大東島地方で最大１２メートルと猛烈にしける恐れがある。沖縄気象台は、今台風は強風域や暴風域に入る前から、強風や暴風が吹くとし、早めの対策を呼び掛けている。
　マーシャル諸島の海域にあった熱帯低気圧が３日午後９時に台風１９号に変わった。１時間に２０キロの速さで西北西に進んでいる。