先生も「記者体験」 NIEセミナー、講師に地元2紙記者


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ペアで記事の紹介やインタビューに挑戦した参加者ら=4日、沖縄市与儀の県立総合教育センター

 教員向け研修会「第8回おきなわNIEセミナー」(県NIE推進協議会主催)が4日、沖縄市の県立総合教育センターであり、小中高校の教員ら12人が参加した。参加者はインタビューや見出し付けのワークショップに挑戦し、記者体験を楽しんだ。

 研修は新聞を使った授業に生かしてほしいと、地元2紙の記者が講師を務め、紙面の構成や記事の書き方などを紹介した。
 座波幸代琉球新報NIE推進室記者は何が重要な情報か、視点を持って取材をしたり、記事を書いたりする大切さを挙げ、「記事の要素となる5W1Hは普段のコミュニケーションにも活用できる」と説明した。
 具志堅学沖縄タイムス整理部記者は「見出しは言い換えと省略がポイント」と述べ、限られた文字数でニュースを伝える言葉の選び方を紹介した。
 瀬喜田小の久高輔教諭は「教師自身が新聞の仕組みを知ることができた。子どもたちにインタビューを実践させて学級新聞作りなどに生かしたい」と話した。