豊見城市長選 大城、宜保氏届け出 12日投開票


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
(左から)「市民本位の市政実現」を訴える大城勝永候補=5日午前、豊見城市座安の選挙事務所前、「日本一住みやすい街づくり」を掲げる宜保晴毅候補=5日午前、豊見城市宜保の選挙事務所前

 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選挙が5日告示され、いずれも無所属で、届け出順に元市議で新人の大城勝永氏(61)=社民、共産、社大推薦、現職の宜保晴毅氏(46)=自民、公明推薦=が立候補を届け出た。12日に投開票される。

 福祉、子育て、経済振興などが争点となる。各党は同選挙を11月の県知事選の前哨戦と位置付けている。
 大城候補は同市座安の事務所で出発式を行い、「市民本位の政治の実現」を掲げ、市政奪還を訴えた。現市政の課題を指摘した上で福祉の充実、子育て・教育支援、辺野古への基地建設反対を重点政策に掲げた。糸数慶子参院議員、新里米吉社民党県連委員長らが参加した。
 宜保候補は同市宜保の事務所で出陣式を行い、「豊見城市を日本一住みやすい街にしたい」と市政継続を訴えた。4年間の実績をアピールするとともに子育て支援、教育環境の整備を重点政策として掲げた。仲井真弘多県知事、西銘恒三郎自民党県連会長らが参加した。
 10月4日現在の豊見城市の選挙人名簿登録者数は4万5317人(男性2万2054人、女性2万3263人)。