【台風19号】本島は明け方に暴風域 久米島、大東は昼前


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 沖縄気象台によると、大型で非常に強い台風19号は10日午後9時現在、那覇から南南東に約380キロ、南大東島から南西に約370キロの海上にあり、勢力を保ちながら時速15キロで沖縄本島地方に近づいている。本島地方が台風の中心から半径220キロの暴風域に入るのは11日明け方とみられる。久米島と大東島地方は11日昼前に暴風域に入る見込み。本島地方では最大瞬間風速65メートルが予想される。

 10日午後7時ごろから風速25メートル以上の暴風が観測されたとして、気象台は午後7時17分、久米島を除く沖縄本島地方に暴風警報を発表した。
 南城市玉城糸数で午後8時44分、最大瞬間風速39・7メートルを記録した。午後からの急速な風の強まりを受け、市町村では午後から避難所を設置し、本島各地や周辺離島、南北大東島などで自主避難している。けが人は確認されていない。
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