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けが再び克服 カンムリワシの「崎ちゃん」

体力が回復したカンムリワシの「崎ちゃん」。発見者の石垣真宣さん(左)が放鳥を見守った=4日、石垣市崎枝

 【石垣】9月に石垣市崎枝の県道79号で交通事故に遭い保護されたカンムリワシが4日、体力が回復したとして放鳥された。

 石垣自然保護官事務所によると、このカンムリワシはメスの若鳥で、2013年12月にも事故に遭い保護され「崎ちゃん」と名付けられた個体だった。同事務所が前回の治療後、左脚に「S」の文字が書かれた緑の印を装着し放鳥していた。
 「崎ちゃん」は9月16日に再び車にはねられ、動けなくなっているところを、近くに住む農家の石垣真宣さん(78)が発見した。今回は外傷はなく脳振とうで動けなくなっていたとみられる。
 同所によると、今年は9月29日までに、カンムリワシの交通事故は7件でうち3件は死んでいる状態で発見された。
 石垣さんは「治って良かった。車がスピードを出すことがいけない。観光客にもスピードを出さないよう伝えていきたい」と話した。
英文へ→Crested serpent eagle released after road accident