【台風19号】中南部は夜始めまで暴風域 北部は今夜遅くまで


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台風19号の雨の影響で崩れた外壁=11日午後9時20分、那覇市首里久場川

 沖縄気象台によると、大型で非常に強い台風19号は12日午前5時現在、奄美大島の南西約220キロの海上にあり、勢力を維持しながら、1時間におよそ15キロの早さで北北西に進んでいる。沖縄本島北部は今夜遅くまで、中南部地域は夜始めまで暴風域が続く見込み。午前0時36分には、国頭村奥で最大瞬間風速45・3メートルを観測した。

 県内各消防によると、12日午前6時現在、台風による負傷者は25人で、午前0時以降、新たなけが人や土砂災害などの発生は確認されていない。停電は午前4時現在、5万1100戸。那覇市など6市町村で9万11世帯20万9814人に避難勧告が出ている。現在も沖縄・那覇空港自動車道など17カ所で通行止めになっている。
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