【中国時報】高雄、客船母港に 日本、香港にも就航


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 米クルーズ会社・プリンセス・クルーズのクルーズ船サン・プリンセス(7万7000トン)が6日、1800人の乗客を乗せ台湾の高雄港に入港。高雄を母港とする初のクルーズとして同日午後、さらに1500人の乗客を乗せ海南島に向け出発した。

 同船は、海外で活躍する台湾人企業家125人が、高雄市の「クルーズ船母港政策」に応えようと共同出資。旅行社・海外台商旅行社を立ち上げ、米クルーズ会社から2億元(約7億円)で20日間借り上げたもの。
 6日に入港した同船には、台湾を母港とする初のクルーズ船就航を祝おうと、世界各地で活躍する世界台商総会の台湾人企業家400人も乗船。同船はこれまでなかった台湾本島と離島を結ぶクルーズの他、香港や日本にも就航することになっている。