台風19号が鹿児島上陸 列島縦断の恐れ 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 大型で非常に強い台風19号は13日午前、鹿児島県枕崎市付近に上陸した。今後、四国や近畿に再上陸し、列島を縦断する恐れがある。14日に三陸沖へ抜けて温帯低気圧に変わる見込み。気象庁は暴風や大雨への厳重な警戒を求めた。
 気象庁によると、宮崎県美郷町では13日朝までの24時間雨量が平年の10月1カ月分の3倍近い430ミリ超に達した。高知県四万十町でも1カ月分を上回る260ミリ超の雨が降った。大分県佐伯市で瞬間風速33・8メートルの非常に強い風が吹いた。
 これまでの共同通信のまとめでは、静岡県で高波にのまれた男性1人が行方不明になったほか、約40人が重軽傷。
(共同通信)