那覇市長選 城間氏、与世田氏が決戦へ


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(左から)与世田兼稔氏、城間幹子氏

 県知事選と同日選となる那覇市長選は11月9日告示、同16日に投開票される。これまでに副市長の城間幹子氏(63)と前副知事で弁護士の与世田兼稔氏(64)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

 城間氏は知事選に出馬する翁長雄志氏と選挙戦で連携し、一方の与世田氏は知事選で3選を目指す仲井真弘多氏とセットで戦う方針を掲げている。
 城間、与世田両陣営の運動は、知事選の行方を大きく占う大票田那覇の有権者の動向にも影響するとみられ、双方とも支持拡大に力を注いでいる。
 城間氏は市内企業の朝礼であいさつしたり、ミニ集会に参加したりするなどして、有権者の前に立つ機会を多く設けている。
 近く事務所開きを控える与世田氏は、弁護士活動や副知事経験で培った人脈や企業とのつながりを基盤に支持浸透を図っている。
(’14那覇市長選取材班)