GWは海釣り、磯釣りだ


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 GW海釣りあれこれ!
 キビナゴを海面にパラパラまくとマグロやカツオが小型魚雷のように猛スピードで左右に突進する。ゆっくりと群れで泳ぐシイラだが、ハリに掛かるとジャンプ数回大暴れ、リールがギイギイ悲鳴を上げるのが絶好調糸満パヤオ釣り(情報:与根漁港・大将丸090・3793・0013)。

 初心者手ぶらでOK
 ファミリーコースでは三重城港からのグルクン半日コース1人4980円、シーズン初めなので日によって釣れたり釣れなかったりするがクジラがいなくなり釣果上昇中(マンモス丸098・867・0001)。船に弱い人、2人以上から出港、瀬底島近海のリーフフィッシング、2時間で1人5000円。いろんな魚が面白いように釣れる(本部浜崎漁港・ブルーバネッサ・もとぶつりぐ0980・47・4495)。
 トイレテント付き。時間自由。手ぶらでOK。4000円、本部イカダ0980(47)5349。

 磯釣り
 ◎深夜の超特急、伊平屋・伊是名島のタマン。必釣の餌は餌盗りに強いシガヤータコかクブシミの足を餌に使う。捨てサオは8号ハリス、10号チヌバリ、サンマ切り身を餌で大型チヌも狙える。
 ◎本島内のタマンは糸満西崎海岸、恩納村海岸など。
 ◎単発50センチオーバー居着きのチヌ。泡瀬海岸、大宜味
塩屋湾の深場をウキ釣りで。
 ◎カゴサビキ釣り。泡瀬一文字(3)・(4)番でガチュン。残波ウマヌヤー、金武浜田漁港。カップルは、やんばる本部新港、宜名真漁港、安田漁港など1泊2日で攻める。
 ◎産卵近い5月のカーエーに期待。モズクの収穫が終わり梅雨に入るとカーエーの爆釣シーズンに入る。久高、津堅の防波堤、本部山川漁港、渡久地港、西原海岸、馬天、安田など昼夜潮止まりを狙う。
 ◎80センチのコチ狙い。糸満西崎や嘉手納比謝川など、ウキ釣り、打ち込み、ルアーで狙う。
 ☆満潮・干潮と海面の高さの変化を正しく覚えておこう
 ◎各地の満潮干潮の時刻と潮位は、海上保安庁と気象庁からの潮汐表で知ることができるが、大潮・中潮・小潮は正式な気象用語ではなく、昔江戸のウミンチュがその日の海面の上下差の大きさで旧の何日から何日は何潮と呼んだのが始まりと聞いたことがある。潮の高さを知るには必ず潮位を確認する。県内では琉球新報のカレンダー、毎週の釣り欄、市販の潮汐表で分かる。
 【注意】潮位はその日の気圧や風の強さにより大きく変わる。気圧が1ヘクトパスカル低くなると海面が1センチ上昇するので低気圧の台風が接近すると、気圧の差で50センチ近くも海面が上昇したり、その上強い向かい風で波が押されて高くなり、計算より1メートル以上も海面が上昇したりすることがあるので自分の目で確認する。
 ◎GWの潮干狩り、磯遊びのベストタイムは3、4、5、6日の午後2時前後の3―4時間。
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 フィッシング沖縄社・城一人098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

【写真説明】上から
(1)4月20日夜10時、西崎海岸で大城雅人さんが釣った62.3センチのタマン(サンノリー2)
(2)4月18日熱田漁港の夜釣りで釣った43.5センチのカーエーと喜舎場さん(左)と宮城さん(熱田つりぐ)
(3)マンモス丸で釣れたグルクン
(4)海野漁港で屋良幸汰さんが釣ったチヌ(熱田つりぐ)
(5)西原海岸で小物数釣りをした玉城健次(左)、城間富裕君(シーランド南風原)