【中国時報】中国「幽霊都市」ランキング 1位は空き家9割超


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 中国政府がことし発表した、居住率の低い「幽霊都市」ランキングによると、1位は内蒙古のエレンホトで空き家率が93%。50%を上回る都市も中国各地にあり、急激な都市開発による供給過多の状態が明らかになってきている。

 2位は広西省の欽州で空き家率は74%。次いでチベットのラサが72%、甘粛省の嘉峪関が68%、江西省の井岡山が67%、山東省の威海が64%、内蒙古のシリンホト63%と高く、「人けのない街」と呼ばれている。
 中国の都市開発熱は15年続いており、現在も天津市や北京市などが大規模な都市開発を進行中で、開発バブルが完全に崩壊したわけではない。だが、このまま続けば中国全土に50以上の幽霊都市をつくることになると専門家は警告している。