【中国時報】大学准教授が蚊取り器発明


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 台湾政府教育部は21日、全国の大学教員と学生を対象とした発明コンテストの入賞作8点を発表。中でも健行大学の陳立元・助理教授(准教授)が発明した、紫外線と気流を利用した蚊取り器が、その性能の高さで注目されている。

 「捕香神器」と名付けられた蚊取り器は、片手に乗るくらいの小さな扇風機の形をしており、紫外線で蚊を引き寄せ、羽根で起こした気流で蚊をステンレス製のネットに吹き付けるというもの。蚊は羽根を傷つけられるため、飛ぶことができなくなる。
 5坪の実験室で使用したところ、1時間で蚊が1匹もいなくなったという。同コンテストは産学協働を促進するために行われたもので、蚊取り器もすでに商品化に成功。近く1個300元(約千円)で発売されることになっている。