【ニューヨーク共同】米IT大手グーグル傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」が、広告を完全に排除した有料版の導入を検討していることが分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が28日、ユーチューブ幹部の話として報じた。完全な広告抜きは初めてで、広告に依存する同社にとって大きな転換となる。
ユーチューブの視聴は基本的に無料だが、動画再生前や再生中に広告が表示される。広告なしの有料版が導入されれば利用者はストレスなく動画が楽しめる。
映画配信のネットフリックスなどが、定額サービスで順調に会員数を増やしていることも検討の背景にあるとみられる。
(共同通信)