県車両出入り阻止 シュワブ前、アスベスト建物解体に抗議


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【辺野古問題取材班】名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では29日も午前中から、普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民ら約70人が抗議活動を続けた。シュワブ内で予定される飛散性のアスベスト(石綿)を含む建造物の解体工事を止めようと、市民らは第1ゲート前と新ゲート前の二手に分かれ、県や沖縄労働基準監督署職員の車両、解体工事に関わる作業車の出入りを阻止している。

 一方、県環境保全課によると、解体工事は同日午前11時ごろから開始されるという。また、海上での作業は確認されなかった。