はやぶさ相乗り機体を公開 小型探査機「プロキオン」


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 東京大と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、30日に種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げる小惑星探査機「はやぶさ2」に相乗りさせる超小型の宇宙探査機「プロキオン」の機体を公開した。

 プロキオンは高さ63センチ、幅と奥行きが55センチの箱形で、重さは約65キロ。宇宙空間で太陽電池パネルの展開、姿勢制御や地上との通信など、探査に必要な基本性能が機能するかどうかを確かめ、小型機でどれだけ複雑な宇宙探査が可能かを検証する。開発費は約5億円。開発には北海道大なども参加した。
(共同通信)