5日の東京株式市場は、米中間選挙の結果や円安ドル高進行を好感し、5営業日連続で上昇した。日経平均株価(225種)の終値は、前日比74円85銭高の1万6937円32銭と、2007年10月以来約7年ぶりの高値をつけた。
東証株価指数(TOPIX)は3・11ポイント高の1371・76。出来高は約34億5700万株。
5日午後に、米中間選挙で共和党が上下両院で勝利したと伝わると、米政治への期待から投資家の買い安心感が広がり、平均株価が上昇に転じた。日銀の追加緩和による株価の先高期待に加え、円が対ドルで1ドル=114円台に下落したことも買いを後押しした。
(共同通信)