トヨタ自動車が5日発表した2014年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比7・7%増の1兆3519億円と中間決算として7年ぶりに過去最高を更新した。
消費税増税の影響で苦戦した国内販売を好調な海外販売が補い、円安効果も大きく寄与した。
トヨタは15年3月期の連結業績予想を上方修正。営業利益を従来の2兆3千億円から2兆5千億円、純利益も1兆7800億円から2兆円に引き上げた。ともに過去最高益となり、純利益は初めて2兆円の大台に乗る見通しだ。
記者会見した小平副社長は上方修正について「為替相場が円安に進んだことが大きな要因」と説明した。
(共同通信)