肥後銀と鹿児島銀が統合へ 九州2位の地銀誕生 


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 九州の有力地銀である肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合する方向で検討していることが7日、分かった。実現すれば総資産は8兆3千億円を超え、全国で9位、九州では西日本シティ銀行を抜き第2位の地銀グループが誕生することになる。横浜銀行と東日本銀行も経営統合する方向で最終調整しており、地銀再編の機運が一気に高まってきた。
 肥後銀は熊本市に本店を置き、熊本県内で絶大な営業基盤を誇る。鹿児島銀は鹿児島市が本店で、宮崎県などにも展開している。財務内容が健全な両行の統合は、周辺地銀にとって大きな脅威となりそうだ。
(共同通信)