日米共同統合演習始まる 山岳救難、捕虜移送訓練も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 陸、海、空の3自衛隊と米軍との大規模な共同統合演習が8日から始まり、全国各地に設定された訓練場所に部隊が移動するなどした。
 演習では、鹿児島県の奄美大島などに地対艦ミサイル部隊を配置。九州東方海域で行う訓練には米軍の空母が参加するほか、石川、岐阜両県などにまたがる白山周辺で航空機を使った山岳救難訓練を実施する。
 また、南西地域から関東地方への捕虜の移送も予定。自衛隊単独で奄美群島近くの無人島、江仁屋離島で離島奪還訓練も行う。
 演習は19日まで行われ、自衛隊員約3万人、艦艇25隻、航空機約260機と米軍の約1万人が参加する。
(共同通信)