管理職の女性比率、45%目標 リクルート


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 リクルートホールディングス(HD)が、グループ企業の管理職の女性比率を現在の19%から倍以上の45%に引き上げる計画を検討していることが8日、分かった。大手企業が管理職の半数弱を女性にする目標を掲げるのは異例。リクルートは結婚、住宅情報や人材派遣など女性に関係する事業を幅広く展開しており、女性登用を進めて競争力の向上を狙う。

 安倍政権は成長戦略で「2020年に指導的地位に占める女性の割合を30%にする」との目標を掲げているが、政府目標を上回る計画を大手のリクルートが打ち出せば、企業の女性登用方針に影響を与えそうだ。
(共同通信)