東日本大震災級の災害に備え、自衛隊などが実施中の大規模防災訓練「みちのくALERT2014」で、江渡聡徳防衛相は8日、米軍の新型輸送機MV22オスプレイに乗り、上空から視察した。江渡氏がオスプレイに乗るのは初めてで視察後、「常に安定している」と安全性を強調した。
防衛省は陸上自衛隊にオスプレイを導入予定。災害に積極活用していく姿勢をアピールすることで配備を円滑にしたい狙いがある。
視察を終えた江渡氏は、記者団に「スピードも速いし、航続距離も長い。日本は離島も多く、いざというときの対応に有用だ」と強調した。
(共同通信)