県警は7日、県バス協会(合田憲夫会長)と県トラック協会(国吉保武会長)の各車両に搭載されるドライブレコーダーに記録された事件・事故の情報提供を受ける協定を締結した。
県警は県内各地を走行する両協会の車両を「走る防犯カメラ」に見立て、事件・事故が起きた場合や認知症高齢者の行方が分からなくなった時に記録の提供を受け、早期解決を目指す。
県警の加藤達也本部長と合田会長、代理出席した県トラック協会の具志堅全隆副会長が那覇市の県警本部で協定を締結した。県警は、両協会に防犯や交通安全活動に関する情報も提供する。
合田会長は「安全・安心の社会づくりに寄与したい」と意気込んだ。具志堅副会長は「日常業務を通じて犯罪の被疑者と被害者の発見に努めたい」と話した。