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那覇市識名の大石公園内で飼育しているヤギが“出産ラッシュ”を迎えている。3日午前8時45分ごろにすみれちゃんが初産で1匹を出産、翌4日午前8時40分ごろにカマドゥーが4回目の出産で2匹を産んだ。
まだ妊娠中の雌ヤギが7匹おり、今後も新しい仲間が増える予定だ。
大石公園ヒージャー愛好会の大城永一会長は「出産前日には、『壺屋やちむん通り祭り』があってカマドゥーもヤギと触れ合うコーナーに連れて行ったばかりだった。まさか翌日出産するとは思わなかった」と驚いた様子。
同公園では約20匹のヤギを飼育しているが、子ヤギがいる飼育小屋の周りは見学者が後を絶たず、にぎわっている。大城会長は「子ヤギが跳びはねる姿はバンビのようで本当にかわいらしい」と話す。すでに「触れ合い広場」へのデビューを果たし、公園の人気者となっている。