「アビガン」、エボラ薬1号か 来年1月承認の可能性


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 富士フイルムホールディングス(HD)は11日、子会社が開発したインフルエンザ薬「アビガン(一般名・ファビピラビル)」が、早ければ来年1月に、エボラ出血熱の治療薬として国際的に承認される可能性があると明らかにした。承認されれば、世界初という。この日の中期経営計画発表の席で説明した。

 富士フイルムHDによるとフランス、ギニア両政府が11月中旬からギニアで臨床試験を実施し、12月末に結果が出る見通し。事態の緊急性を踏まえて、関係当局が1カ月程度の短い期間で安全性や有効性の審査を終える見込みだ。
(共同通信)