東証、1万7千円回復 7年1カ月ぶり


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終値で1万7124円11銭をつけた日経平均株価を示すモニター=11日午後、東京都中央区

 11日の東京株式市場は早期の衆院解散・総選挙説とともに消費税再増税の先送り観測が浮上、景気への好影響が意識され、日経平均株価(225種)は大幅反発した。2007年10月以来約7年1カ月ぶりに1万7000円の大台を回復して取引を終えた。

 東京外国為替市場は午後に入り円安ドル高が急速に進み、1ドル=115円台に下落。これにより輸出関連を中心に企業業績の改善期待が強まったことも平均株価を押し上げた。
 終値は前日比343円58銭高の1万7124円11銭。東証株価指数(TOPIX)も15・10ポイント高の1375・21で年初来高値をつけた。
(共同通信)