那覇市長選 城間、与世田氏が最終盤集票合戦


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(左から)城間幹子氏、与世田兼稔氏

 県知事選に出馬した前職の辞職に伴う那覇市長選は16日の投開票に向け、13日から残り3日間の攻防に突入する。一騎打ちを展開する前副市長で無所属新人の城間幹子氏(63)と前副知事で無所属新人の与世田兼稔氏(64)=自民、公明推薦=が市内各地で集票合戦を繰り広げている。

 城間氏は12日、市真和志地域で遊説し「平和な中で夢と希望が語れる社会にしたい。小さな子どもからお年寄りまで市民のために汗をかいていきたい。保育園の課題も解決し、働く女性を後押しする」と訴えた。13日以降、陣営はチラシ配布や市議による街頭演説などを徹底し、支持を広げていく考えだ。
 与世田氏は12日、市の首里地区を重点的に遊説し、夜は首里、真和志地区でそれぞれ支部総決起大会を開き「那覇市は自民党と公明党によってつくられた。寝る間も惜しんで勝利のゴールに向かっていく。明日からの3日間で、大逆転で勝利する」と訴えた。13日以降は街頭演説を中心に支持浸透を図る。