エボラ熱死者5160人 1カ月で千人増


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 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は12日、西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱の感染者が疑い例を含めて9日までに8カ国で1万4098人に達し、うち5160人が死亡したとの集計を発表、死者が5千人を超えたことが公式に確認された。死者は約1カ月で千人増加、依然として深刻な状況が続いている。
 特にシエラレオネの感染拡大が深刻なほか、マリでも感染の拡大が懸念されている。国際社会の一層の支援が求められている。
 国別の死者はリベリア2836人、シエラレオネ1169人、ギニア1142人、ナイジェリア8人、マリ4人、米国1人。
(共同通信)