冬の賞与平均89万円、5%超増 経団連集計


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 経団連が13日発表した冬の賞与・一時金(ボーナス)の第1回集計によると、大手企業の平均妥結額は昨冬比5・78%増の89万3538円となり、2年連続で5%超の高い伸びとなった。

 妥結額は、第1回集計としてはリーマン・ショックの影響が表れる前の2008年、07年に次ぎ、過去3番目の高水準だった。経団連は、円高是正などで経営環境が改善しており「企業業績の回復が数字に表れてきた」と説明した。
 今回集計したのは76社で、大半は14年春闘で夏冬のボーナスを決めていた。製造業は昨冬に減少した電機や造船がプラスに転じた。非製造業を含め10業種すべてが増加した。
(共同通信)