2年間に公立の廃校1080校 少子化や市町村合併


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 文部科学省は13日、全国の公立学校のうち2012年度に598、13年度に482の計1080校が廃校になったと発表した。少子化による児童・生徒の減少や、市町村合併に伴う統廃合などが主な原因という。03年度以降、毎年度の廃校数が400校を超える結果となった。

 12、13両年度の廃校数の内訳は、小学校765校、中学校221校、高校84校、特別支援学校10校。都道府県別では北海道の85校が最多で、山形57校、熊本52校、岩手50校と続いた。最少は奈良の3校だった。
 02~13年度の累計は5801校。
(共同通信)