那覇市長選 城間、与世田両候補 支持拡大に奔走


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(左から)街頭で演説し、支持を訴える城間幹子氏=13日午前、那覇市天久 街頭で演説し、支持を訴える与世田兼稔氏=13日午前、那覇市安里

 16日投開票の那覇市長選は14日、投票日まであと2日に迫った。一騎打ちを展開する無所属新人で前副市長の城間幹子氏(63)と無所属新人で前副知事の与世田兼稔氏(64)=自民、公明推薦=は最終盤の三日攻防に突入した13日、市内各地を巡って政策を訴え、有権者とスキンシップを図るなどして支持拡大に奔走した。

 城間氏は企業の朝礼参加で運動を開始した。市泊など旧那覇地区で遊説した後、昼すぎには中心市街地の市場本通りや平和通りを支持者らと練り歩いた。夕方には国道58号で演説し、帰宅途中の有権者らに「子どもたちの未来に平和をつくりたい。市政運営を前市長からバトンタッチさせてほしい」と訴えた。
 与世田氏は早朝に農連市場で運動を開始した。企業朝礼に参加した後は栄町市場で遊説。午後には中心市街地の市場本通りを支持者らと一緒に練り歩いた。午後3時には、市壺屋でスポット演説し、有権者らに「保守中道の那覇市を守る。子どもに優しいまち、お年寄りに優しいまちをつくっていきたい」と訴えた。