地方銀行の横浜銀行と東京を地盤とする東日本銀行は14日、経営統合に向けた協議を進めることで基本合意したと発表した。2016年4月に銀行持ち株会社の設立を目指す。持ち株会社に他の地銀が合流することも視野に入れている。
総資産額はことし9月末時点の単純合算で約15兆7千億円となり、ふくおかフィナンシャルグループを超えて最大の地銀グループになる。
横浜銀行の寺沢辰麿頭取は記者会見で、他の地銀の合流に関して「地銀は地域が分かれているから競争関係にない。条件が合えば一緒にやろうということを考えている」と述べた。
(共同通信)