自然満喫 親子の絆 野外で炊飯レク楽しむ


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野外炊飯場でカレーを作る親子ら=9日、渡嘉敷村の国立沖縄青少年交流の家キャンプ場

 【渡嘉敷】渡嘉敷島で、マリンスポーツ・野外炊飯・レクを楽しもうをテーマに「とかしきキッズフェスタ2014」(県体験の風をおこそう運動推進協議会主催)が8、9の両日、渡嘉敷村の国立青少年交流の家をメーン会場に開かれた。

島の海や山の自然体験、家族や仲間との触れ合い活動などを通して、親子の絆を深めた。
 今回は、幼稚園~小学校3年生とその保護者を対象に開かれ、島外から21家族、61人が参加した。
 参加者は、家族や仲間と一緒に、ゲームに挑戦したり、自然物を使ったクラフト作りなどを行ったりした。
 触れ合いタイムでは、みんなとレクを楽しみ、星空を観察した。
 国立公園のケラマブルーと呼ばれる渡嘉志久ビーチではサバニやカヤックこぎ、スーパーフロート乗り、サンドクラフトなどを体験。家族や仲間と協力し、昼食のカレー作りにも挑戦した。
 大里南小3年の上原拓真君は「火を燃やしてカレーを作って食べたのが、おいしかった」と満足げ。狩俣潤さん=豊見城市=は「透き通る青い海、野外で作るカレーのおいしさ、ほかの子どもとのピンポイント対決など、普段できない体験ができ、子どもの成長が感じられとても満足です」と語り、体験活動を実感していた。
(米田英明通信員)