【中国時報】高雄で車両公開 台湾初ライトレールトランジット


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 台湾の高雄市で9日、台湾初となるライトレールトランジット(LRT)の車両が初めて公開された。高雄市長は式典で「高雄の居住性を高め、市民の夢を実現する乗り物になる」とLRTへの期待を語った。車両は16日まで市民に展示公開された後、走行テストに入る予定だ。

 高雄市のLRTは、車両は長さ34メートル、幅2・65メートルの低床車両を採用。ITソフト工業地区やコンベンションセンター、コンサートホールなどを経由する22・1キロを38の駅でつなぐ。
 LRTは現在、環境に優しい交通機関として世界でも注目されており、省エネにもつながると市は強調した。開通すれば市民の足として生活の利便性を高めるだけでなく、市内観光のための新たな選択肢としても機能すると期待されている。