将棋、羽生が最速で1300勝 史上4人目


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将棋の羽生善治4冠

 将棋の羽生善治4冠(44)は20日、第64期王将戦リーグで三浦弘行九段に勝ち、史上最速、最年少で通算1300勝(499敗2持将棋)を達成した。史上4人目で、達成時の勝率7割2分3厘も最高となる。

 羽生4冠はデビュー後28年、44歳での到達で、中原誠16世名人(67)がプロ入りから41年、60歳で達成したこれまでの記録を大幅に塗り替えた。
 1300勝に到達したのは、通算勝利数1位の故大山康晴15世名人(1433勝)、加藤一二三・九段、中原16世名人。
 羽生4冠は、名人、王位、王座、棋聖のタイトルを保持。通算タイトル数では歴代1位の90期を獲得している。
(共同通信)