脱原発求め官邸前に1700人 「選挙で反対意思示す」


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 衆院が解散した21日、脱原発を求める市民が東京・永田町の首相官邸前や国会議事堂前に集まり「原発よりも暮らしを守れ」「選挙で反対の意思を示すぞ」と声を張り上げた。主催者発表で約1700人が参加した。

 首都圏反原発連合の主催で、メンバーが太鼓や鈴を鳴らしながら、通行人に「選挙で示そう自公にNO!」と書いたビラを配布した。「今日なら首相が国会にいる。みんなで直接、怒りの声を届けるぞ」と訴えると、周囲から気勢が上がった。
 千葉県八千代市の無職の女性(69)は「解散なんて安倍政権の保身のため。これ以上、国民に痛みを強いないで」と怒り心頭。
(共同通信)