EU、レジ袋の削減策義務化へ 目標設定か有料化


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 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は21日の加盟国大使級会合で、レジ袋の使用削減策を加盟国に義務付けるEU法改正案を承認することで合意した。欧州議会も原則合意しており、承認手続きは2015年春に完了する見通し。
 各国は、義務的な削減目標の設定かレジ袋の有料化のどちらかを選択。目標は、25年末までに年間使用量を1人当たり40枚までに減らすことが求められ、有料化は18年末までに実施する。
 欧州委員会によると、デンマークやフィンランドは年間1人当たりのレジ袋使用量が4枚だが、ポーランドやポルトガルなどは460枚を超す。日本では300枚程度といわれる。
(共同通信)