魂の熱演、30日再来 宮永氏ら出演


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「本物のロックを見せる」と意気込む(左から)ジョージ紫氏、宮永英一県ロック協会会長、喜屋武幸雄事務局長=20日、名護市

 「本物のロックを見せてやる」。1960年代から金武町など米軍基地周辺のAサインバーのライブで「オキナワンロック魂」を見せた宮永英一氏、ジョージ紫氏、喜屋武幸雄氏らが中心となり、30日午後4時半から金武町新開地のアクティブパークで「最初で最後、一夜限りのロックコンサート」(県ロック協会主催)を開催する。入場無料。

 出演は、勝っちゃんバンドやコンディショングリーン、宮永英一&オキナワンロックオールスターズ、若手のロックやジャズボーカリストなどで、ジョージ紫プロジェクトが最後を締めくくる予定。
 20日、県ロック協会の宮永英一会長や喜屋武幸雄事務局長、ジョージ紫氏が琉球新報北部支社を訪れ、来場を呼び掛けた。
 3人は全盛期に新開地でライブを繰り返しており、「金武町もロックの“メッカ”。客はコザの海軍や空軍と違って荒くれ者の海兵隊。彼らの前での演奏はロッカー魂を懸けた戦場だった」。その金武町への恩返しの意味を込めて企画したという。
 喜屋武事務局長は「これだけ豪華な面々が集まるのは最初で最後。盛り上がってほしい」と意気込み、ジョージ紫氏と宮永会長は「大勢の客でアクティブパークをパンクさせたい」と語った。
 問い合わせは喜屋武事務局長(電話)090(7925)5814。