今帰仁ハーリー 命名権購買企業を募集


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 今帰仁ハーリー大会実行委員会の今帰仁漁業協同組合と今帰仁村は21日、2015年以降の同大会の命名権(ネーミングライツ)を買い取る企業の公募を開始した。大会規模が拡大し持続的な予算の獲得や集客率の向上を図るため、命名権の売却に踏み切った。契約期間は原則3年間で、企業が決まり次第、金額を決める。

 同大会は13年度から地域の団体がエイサーやダンスなどを披露する後夜祭を導入。後夜祭導入によって、ハーリーに出場するチームも増えた。14年度の大会は11年から2・5倍の75チームが出場した。一方、大会規模の拡大で警備料金や会場設営費、廃棄物処理費などが増え、運営費を圧迫していた。大会運営は今帰仁漁協の組合のボランティアで実施する。
 今帰仁漁協の平良栄康組合長は「『今帰仁』『ハーリー』の二つは残したい」と話した。公募期間は15年6月末まで。問い合わせは今帰仁漁協(電話)0980(56)2226。