「離島フェア」で通販サイト 小規模業者支援へ


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ネット通販サイトの「離島フェア」コーナーの準備を進める(左から)サン・エージェンシー営業本部長の勝連雅晴氏、グッドスピリット社長の赤嶺裕三氏、サザンクロスロード社長の河崎靖伸氏、ワイド営業課長の佐藤忠義氏=那覇市泉崎の琉球新報社泉崎ビル

 14日から16日まで那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開催された「離島フェア2014」(同実行委員会主催)専用のネット通販サイト開設に向けた準備が進んでいる。同実行委員会の後押しで、県産品の通販サイト「GOOD(グッド)沖縄」を運営するグッドスピリット、企画会社のサザンクロスロードなどが計画している。

「GOOD沖縄」サイト内に専用コーナーを設置する予定で、現在フェア参加事業所に出品を呼び掛けている。
 グッドスピリットの赤嶺裕三社長とサザンクロスロードの河崎靖伸社長らが19日、那覇市の琉球新報社を訪ね「単独でホームページを作成したり、大規模のネット通販サイトに出品したりする力がない、離島の小規模業者の販路拡大を支援したい。離島フェアコーナーにすることで、消費者へのPRになる」と意義を強調。「消費者にとっても、えりすぐりの商品をいつでも購入できるのは魅力だ」と話した。
 現在、県内の離島フェア参加事業所128団体に、サイトへの出品を呼び掛けている。まずは60団体限定で立ち上げる計画だ。専用サイトでは開催期間中の会場の様子も紹介していく。
 GOOD沖縄では離島フェア開催に先立ち、人気商品を予約できるコーナーも開設していた。赤嶺氏は「周知期間が短く、出店業者も少なかった。将来的には、県外の人や会場に来られない人向けに、ネット中継や開催中でも商品をネット購入できるようになればいい」と話した。

※注:河崎靖伸社長の「崎」は、「大」が「立」の下の横棒なし