販売促進、口コミだけ 「さとうきびごはんの素」


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沖縄ウコン堂が開発した「さとうきびごはんの素」を使った商品を提供するカフェの関係者(前列)と同社の仲程俊和社長(後列右から3人目)=20日、県庁

 沖縄ウコン堂(宜野湾市、仲程俊和社長)が運営する「すこやかせんい堂」は、宣伝や広告を活用しない新しいビジネスモデルに取り組んでいる。県内のホテルやカフェと連携し、自社開発商品「さとうきびごはんの素」を提供、販売することで、口コミによる波及効果を期待している。

 「さとうきびごはんの素」は、サトウキビの搾りかす(バガス)を発酵させ、粉末化した商品。発酵させることで、善玉菌を増やすキシロオリゴ糖が発生し、腸内環境を良くするという。沖縄ウコン堂が開発し、商品改良やパッケージの改良を進めてきた。
 現在「さとうきびごはんの素」を県内12のカフェと3カ所のホテルに提供、販売している。観光客に的を絞り、おいしさや目新しさを実際に体感してもらうことで、リピーターになってもらう。
 商品を提供するカフェやホテルでの購入も可能。売り上げの一部を商品提供するホテルやカフェに還元する。問い合わせは沖縄ウコン堂(電話)098(890)7111。