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関西電力は26日、運転開始から約40年経過した高浜原発1、2号機(福井県)の運転期間の延長を目指し、原子炉の劣化状況などを調べる「特別点検」を実施する方針を固めた。特別点検の実施は全国初。午後に八木誠社長が大阪市で記者会見して表明する。同日、地元にも方針を説明する。
特別点検をクリアすれば、来春にも原子力規制委員会へ運転延長の認可を申請する見通しだ。
国内の原発48基のうち40年前後が経過した古い原発は7基あるが、延長方針を決めるのは関電が初めて。経済産業省は電力各社に、7基の運転延長を申請するかの判断を急ぐよう指示していた。
(共同通信)