州兵増強、一触即発続く オバマ大統領が暴動非難


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 【ファーガソン共同】黒人青年を射殺した白人警察官の不起訴を機に暴動に発展した米ミズーリ州ファーガソンでは25日夜、警察と抗議住民側の小競り合いが続いた。ニクソン州知事が州兵を大幅に増強し、警戒を強化。射殺事件後に最悪規模の混乱に陥った24日夜と比べて若干落ち着いた状況だが、一触即発の状態は変わっていない。

 オバマ大統領は25日、訪問先のシカゴでの演説で暴動に関して「弁解の余地はない」と非難する一方、背景には警察官らから対等に扱われていると実感できない黒人市民らの「胸のつかえ」があるとの認識を示した。
(共同通信)