ダイエー、イオンの完全子会社に 臨時株主総会で承認


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 イオン傘下のダイエーは26日、神戸市で臨時株主総会を開き、ダイエー株を保有する株主にイオン株を割り当てる株式交換の提案を賛成多数で承認した。会社側が提案した。ダイエーはイオンの完全子会社となり、赤字体質からの脱却を急ぐ。

 承認を受けて、東京証券取引所第1部のダイエー株は上場廃止になる。イオンの岡田元也社長はことし9月、ダイエーの店舗名を別のイオン系スーパーの名前に転換する意向を示しており、故中内功氏が1957年に創業したダイエーの看板が姿を消すことになる。
 総会で村井正平社長はネット通販との競争激化を指摘、「イオンと一体となって改革を進める」と語った。
(共同通信)